気ままなアイの備忘録

日常の備忘録を兼ねて始めました。華麗じゃないライフスタイルやお薬、美容のことを呟いていきたいと思っています。

【レビュー・口コミ】漫画・アニメ 黒執事 【ネタばれ・感想】

こんにちはアイです。

今日は私の大好きな漫画【黒執事】について語りたいと思います。

黒執事を紹介するうえで、ネタバレを含みます。

また、個人的な感想になります。公式の見解とは異なります。

 

黒執事の魅力は何といっても

  1. 人物
  2. 物語
  3. 絵柄

の3つです。

 

1、人物

主人公は「悪魔で執事」のセバスチャンと「伯爵」のシエル坊ちゃんです。

セバスチャンはシエルに呼び出された悪魔で、シエルの無理難題に華麗にこたえていきます。

晩餐の準備から、3時のおやつ、部屋の清掃まで何でもござたれ。

屋敷の一切を仕切っている執事です。

 

シエルは亡くなった両親に代わって、伯爵の地位と領土を受け継ぎました。

12-13歳の少年です。

また、舞台である英国で有名なおもちゃ会社の社長です。

起業して、2年で英国一のおもちゃ会社にした凄腕社長です。

 

私はこのシエル坊ちゃんが大好きです。

会社を起業・経営をする才能はほとんどの人間ができないことです。

多くの人が会社員として愚痴を言いながら、残業をしながら

生涯を終えていくにもかかわらず 12歳でそんな生活を変えてしまう度胸。

また、両親を亡くして、その敵を討たんと悪魔と契約する姿は

何が起きても、目の前の力をやみくもに手に入れてでも

何とかして見せる。そんな姿勢を感じます。

それは、私が尊敬している姿でもあります。

目の前の理不尽に対して、あきらめることなくどうにかする

前向きに後ろ向き、一度決めたら必ずやり遂げる

そんな姿を楽しんでください。

 

2、物語

次に黒執事の物語の魅力です。

私の一番好きな話は、切り裂きジャック マダム・レッドの話です。

マダム・レッドはシエルの叔母にあたる女性です。

娼婦連続殺人事件の犯人でもあります。

犯人としてシエルに追い詰められ、仲間からの裏切りにより命を落とします。

その際の走馬燈が好きです。

マダム・レッドの独白・・・・。

愛する人が姉と結婚し、

最愛の人ではないが愛しい人との結婚、

最愛の人の死、

夫・子供の死、

事故により子供を望めない体になり、

目の前に現れる堕胎手術を受ける娼婦たち

漫画・アニメの中で最愛の人と結ばれないことを堂々と描き

ほかの人と結婚することを描いているものは少ないでしょう。

また、愛しい人と死にたかった彼女の思い、自暴自棄になりそうな心まで描いた

この作品の物語の奥深さ。感情の移ろい、葛藤を楽しんでほしいです。

 

3、絵柄

黒執事の魅力の3は絵柄です。

特に、キャラクターが着ている洋服は作者がこだわって書いていることもあり

大変繊細で、デザイン性に富んでいます。

レースなどの細かな絵柄はとても美しいです。

また、ヴィクトリア時代のお屋敷も参考に細部にこだわった背景

きちんと、夏場は暖炉に植物が置かれています。

当時の生活様式などを調べてから読んでみると様々な発見ができますよ。

 

 

 

                以上アイでした。